3次元 斜面安定解析システム "SSA_3D Version1.0" ---------------------------------------------------- GODAI KAIHATSU Corp. ----- このファイルでは、SSA_3D Version1.0 についての説明が記されています。 1. SSA_3Dの動作環境 2. セットアップ方法 3. 起動方法 4. 削除方法 5. 修正履歴 ------------------------------------------------------------------------------- 1. 動作環境 本アプリケーションを使用するために必要なハードウェアの環境は次のとおりです。 ・基本ソフトウェア(OS): Windows XP/Vista/7 (32bit) (64bit は WOW64 による互換モードで動作) ・コンピュータ本体 : 上記OSが動作する機種 ・メモリ : 上記OSが推奨する容量 ・ハードディスク : 100MB以上の空き容量 ・ドライブ : CD-ROMドライブ (アプリケーションのセットアップに必要) ・ディスプレイ : 1024×768ピクセル以上の画面の領域(解像度) ・グラフィック環境 : nVIDIA製(GeForceシリーズ) または ATI Technoligies製(RADEONシリーズ) のグラフィックチップ ※上記以外のグラフィック環境では正常に表示されない場合があります。(以下参照) ・マウス : ホイール付きマウス ・スタンドアロン・ネットワーク対応 USBプロテクタ: アプリケーションの実行時に必要。 製品パッケージには、スタンドアロンまたはネットワーク対応 プロテクタのどちらかが入っています。 ■ グラフィック環境による表示上の問題について ・上記以外のグラフィック環境で、表示が極端に遅いなどの問題が発生する場合は、  画面のプロパティ - 設定 - 詳細設定 - トラブルシューティングの  「ハードウェアアクセラレータ」を「なし」に設定してください。 ------------------------------------------------------------------------------- 2. SSA_3D Version1.0 のセットアップ方法 セットアップするには Setup.exeを実行するか、または下記の手順を行います。 (1) [スタート]-[設定(S)]-[コントロールパネル(C)]をクリックして、 "プログラムの追加と削除"のプロパティを開きます。 (2) [プログラムの追加]ボタンをクリックし、CD-ROMドライブに "SSA_3D Version1.0" の製品 CD-R をセットしてから、[CD またはフロッピー]ボタンをクリックしてください。 (3) 後は、画面に表示されるメッセージにしたがってセットアップを進めてください。 ------------------------------------------------------------------------------- 3. SSA_3D Version1.0 の起動方法 SSA_3D Version1.0 を起動するには次のように操作してください。 [スタート]-[プログラム]-[GODAI 土木アプリケーション]-[SSA_3D Version1.0] ------------------------------------------------------------------------------- 4. SSA_3D Version1.0 の削除方法 SSA_3D Version1.0 をハードディスクから削除する場合は、以下の手順を行なってくだ さい。 (1) 起動している全てのアプリケーションを終了します。 (2) [スタート]-[設定(S)]-[コントロールパネル(C)]をクリックして、 "プログラムの追加と削除"のプロパティを開きます。 (3) 一覧から削除するアプリケーション "SSA_3D Version1.0" を選択し、[変更と削除] ボタンをクリックします。 (4) アンインストールが開始されます。後は、メッセージにしたがってください。 ------------------------------------------------------------------------------- 5. 改訂履歴 Version 1.13 2011/9/30 ・GODAI 3D Reader のデータ読み込みに対応しました。 ・粘着力 C の入力を 1桁から 2桁に対応しました。 ・簡易Janbu法の計算時オプションを追加しました。 ・Control Point テキストファイルから DEMデータに近似生成するツールを追加しました。 (「メニュー」→「テキストデータ読み込み」→「格子状の任意点の読込み」) ・断面・すべり面の編集ダイアログのサイズが変化できるようになりました。 ・3D-View画面をクリックして標高を取得する処理が、指定(X,Y)座標の DEM 地形の標高と 誤差を生じていた不具合を修正しました。 ・トンネル上部の強度低減について、日本道路公団(NEXCO)方式の緩み領域の計算にすべり面の  φを使用していましたが、トンネル底部の地層φを使用するように変更しました。 ・3D地形の等高線を出力しようとしたら強制終了する不具合を修正しました。 (アンカー工オプション) ・アンカー工計算でβの算出時、結果が逆の角度になることがあった不具合を修正しました。 (平面図変換オプション) ・座標コーナーの位置合わせを4コーナーで個別に設定できるように変更しました。  Shiftキーを押しながらスナップすると、線に吸着します。 ・すべり面範囲が設定されていないと強制終了する不具合を修正しました。 Version 1.12 2009/3/3 ・オプション機能(補強鉄筋工計算)を搭載しました。 ・簡易Bishop法の安定計算ができるようになりました。 ・解析領域の設定でメッシュ領域を等分割で変更した際に、計算結果に差が生じる 不具合を修正しました。 ・簡易Janbu法におけるアンカー工計算を廃止しました。 Version 1.11 2008/8/20 ・縦断面の作成可能数の制限をなくしました。 ・断面の順序を入れ替えできるようにしました。 ・Shift+Ctrlキーを押して3D ビュー上をマウスクリック操作で、DEM 入力シートのカーソルを 移動できるようにしました。 ・断面編集時にすべり面範囲の線(赤枠)を表示するようにしました。 ・トンネル描画表現が長方形と半円形ができるようにしました。(計算は半円形のみです) ・安定計算個別コラムの描画方法を矢印と面表示ができるようにしました。 ・DEM 変換時、水位面だけ変換してもすべり面の調整をしてしまう不具合を修正しました。 ・すべり面のDEM生成において、すべり面範囲の外側にすべり面が形成されることがある 不具合を修正しました。 ・DEM 入力シートで切り取り処理をすると、処理時間がかかりすぎる場合があった不具合を 修正しました。 ・DEM 入力シートに Excel などから小数4桁以上の数値を貼り付けすると、安定計算に誤差が 生じる不具合を修正しました。 (道路切土・盛土オプション) ・道路端部の延長上の形状について変更しました。 (平面図変換オプション) ・DEMモデル化範囲を座標入力でも設定できるように変更しました。 Version 1.10 2007/10/17 ・断面図入力画面の拡大表示に対応しました。 ・断面図入力画面で「DEMから生成」ボタンを追加しました。 ・断面の PowerSSA データ読み込みを Version3 に対応しました。 ・等高線のCAD出力機能を追加しました。([ファイル]-[等高線をDXFで出力]) ・座標値を 3D ビュー上に表示する設定を追加しました。 ([表示]-[図形描画表現の設定]-共通設定(1)) ・標高を強調する設定を追加しました。([表示]-[図形描画表現の設定]-共通設定(2)) ・DEMの数値が一部空欄でも表示と計算が可能になりました。 ・「すべり面範囲」入力で、入力必須点を通過しなくても範囲を作成できるようにしました。 ・修正Hovland法計算で、間隙水圧が N-U<0.0 となるときに N-U=0.0 とする設定を 追加しました。 ・ボーリング情報の入力項目に、孔径およびはた上げ描画の設定を追加しました。 ・安定計算を逆算で行うときに、安全率だけを計算するボタンを追加しました。 ・断面測線の座標値をキー入力したときに正しい断面を描画していなかった点を修正しました。 ・解析領域のX方向,Y方向のピッチが正方形でない場合、DEM生成が正常に行われない 不具合を修正しました。 ・原点が (0,0) でない場合、断面表示がずれていた点を修正しました。 ・原点が (0,0) でない場合、逆算時の "C=h" の計算が正しくなかった点を修正しました。 ・簡易Janbu法を指定角すべり方向で逆算した場合に、計算を途中で止めてしまう点を修正しました。 (平面図変換オプション) ・表示と編集の高速化を図りました。 ・座標指定と作図エリアの指定を分離しました。 ・「線を接続」ボタンを追加しました。(2本の線をクリックするとつながります) ・等高線のピッチを 0.1m 単位で設定可能になりました。 ・DEM生成について座標範囲の端数が出たときに切り捨てるようにしました。 Version 1.09 2006/8/31 ・オプション機能(アンカー工計算)を搭載しました。 ・「はね上げ」すべり面の検討機能を追加しました。 ・任意断面の外部出力機能を追加しました。 ・簡易Janbu法安定計算時に、ηを考慮した計算を可能にしました。 ・簡易Janbu法安定計算時の修正係数 f0 は f0=1.0 の固定にしました。 ・安定計算結果の印刷で表示桁あふれがおこる場合がある点を修正しました。 ・(平面図変換オプション) DEM変換後に標高の表示位置がずれることがある不具合を 修正しました。 Version 1.08a 2006/4/11 ・(平面図変換オプション) 平面図変換用のファイルデータの読み込みができないケースがあった不具合を修正しました。 (本バージョンでは本体への変更はありません。この修正に伴い平面図変換オプションの Versionは 1.03 となります。) Version 1.08 2006/3/10 ・座標領域の制限を5桁から8桁へ拡張しました。 ・描画表現の設定内容を一部変更しました。((1)共通設定 (2)個別安全率の彩色) (個別安全率の彩色設定は一旦初期化されます) ・安定計算を途中で中止できるようになりました。 (ダム湛水計算オプションの場合は除きます) ・断面を入力しなくても、平面のすべり面範囲を入力できるようになりました。 ・(平面図変換オプション) 標高に応じて等高線が色分けされるようになりました。 ・「盛土・切土」の法高・勾配等の数値が小数3桁入力できるのに、小数1桁しか認識 しなかった障害を修正しました。 ・平面図変換オプションを使用すると、プログラムを終了してもネットワークプロテクタの ライセンスが返却されない障害を修正しました。 Version 1.07 2005/10/27 ・オプション機能(平面図変換ツール)に搭載しました。 ・DEM生成する要素を選択できるように変更しました。 ・既存のDEMを保持して、断面の周囲のみDEM変換できるようにしました。 ・トンネルの緩み領域の範囲を設定できるようにしました。 ・複数の地層があった場合に、任意点からのDEM変換ができない障害を修正しました。 Version 1.06 2005/3/29 ・地表面図形に貼り付ける画像を JPEG ファイルに対応しました。 ・地表面図形に貼り付ける画像のサイズが自由になりました。また、貼り付ける区域 を指定できるように改良しました。 Version 1.05 2005/2/15 ・オプション機能(ダム湛水計算、道路盛土・切土)を搭載しました。 ・断面編集できる数量を、縦横断とも3本から10本に増量しました。 ・縦断・横断を CADデータから挿入する機能を追加しました。 ・指定すべり方向で安定計算できるようにしました。 ・地表面図形に地形写真を載せることができるようになりました。 ・現場情報を記述できるようにしました。 ・有効抵抗力図において、参考安全率を表示しました。 ・「滑動力方向線の設定」において、コラム個別の参考安全率に応じて色分けできるようにしました。 ([表示]-[滑動力方向線の表示]メニュー) ・([表示]-[図形描画表現の設定]メニューで)(1)地表面の描画ですべり領域内部を 描画しない設定を追加、(2)等高線の表示設定で強調線の設定を追加しました。 Version 1.04 2005/1/19 ・簡易Janbu法、修正Hovland(基準水面法)に対応しました。 ・地形要素の色を変更できるようにしました。([表示]-[地形の色設定]メニュー) ・最終の計算結果を再計算なしで表示できるように変更しました。([操作フロー]-[解析]-[計算結果]) ・断面の確認・修正画面で、マウスクリックした場所とは異なるところを編集してしまう  場合がある不具合を修正しました。 Version 1.03 2004/11/8 ・ボーリング情報を入力できるようにしました。 ・X-Z,Y-Z座標軸を表示しました。(表示設定で表示・非表示を切り替えできます) ・「DEMモデルの確認・修正」で、拡大表示できるように機能追加しました。 ・「図形描画表現」の設定画面を変更しました。 ・設定領域外の任意点があるときに、安定計算できない場合がある不具合を修正しました。 Version 1.02 2004/10/6 ・指定断面図の CAD出力に対応しました。 ・滑動力方向線のベクトル凡例を長さあたりの滑動力から滑動力あたりの長さへ変更しました。 ・ファイル保存時に等高線が消えることがありましたが修正しました。 ・安定計算範囲を「すべり面範囲(赤枠)」内に制限するかしないかを、選択できるようにしました。 ・安定計算時の地層から地層構成を変えた場合、個別計算結果を出そうとすると強制終了 してしまう不具合がありましたが修正しました。(この場合既存の安定計算結果は消去されます) Version 1.01 2004/9/22 ・断面のPowerSSA読込み機能を"*.sw2"形式に対応しました。 ・DEM生成時のペナルティ誤差が小さくなるように改善しました。 ・新規データの場合、3D画面のちらつきを改善しました。 ・「モデルの確認・修正」のX-Y断面の表示が小さくなることがありましたが修正しました。 ・平面上のすべり面範囲を指定していない場合、すべり面縁部のコラム重量に計算誤差が 生じることがある不具合を修正しました。 ・「コラム集計表」「コラム詳細集計表」「コラム座標一覧」の印刷出力で1ページに入り きらないことがある不具合を修正しました。 Version 1.00 2004/8/30 ・初版 ------------------------------------------------------------------------------- 五大開発株式会社 mailto:pp-info@godai.co.jp URL http://www.godai.co.jp/